【ラッセル・シュワイカート(元宇宙飛行士・アメリカ)】

アポロ9号の乗組員だったシュワイカートは、
月着陸船のテストを兼ねて宇宙遊泳中に、ある不思議な体験をしました。
宇宙遊泳中の彼を撮影するカメラが突然故障し、
修理する間、全くすることがなくなり、
宇宙の完全な静寂の中に一人取り残された時のこと。
「ここにいるのは私であって私でなく、
眼下に拡がる地球の全ての生命、
そして地球そのものをも含めた我々なんだ」
人類はなぜ宇宙に向かおうとするのか?
人類の宇宙進出と地球の未来をどのように両立させることができるのか?
アメリカの超エリートだった宇宙飛行士が
科学技術の最先端で理解した生命観を語ります。
profile●RUSSELL SCHWEICKART
1935年10月25日 アメリカ、ニュージャージー州ネプチューンで生まれる。
1956年 マサチューセッツ工科大学卒業。
1963年 同修士課程修了。
1956年から1969年まで合衆国空軍およびマサチューセッツ国家安全空軍の戦闘機のパイロットを勤める。
1963年よりNASAの宇宙パイロットとして訓練を受ける。
1969年3月3日から13日までアポロ9号のパイロットとして宇宙空間で241時間過ごした。
その後、スカイラブ計画の後方司令官、NASA渉外部長を勤める。 1977年から1978年までカリフォルニア州知事のスタッフとして科学技術に関して補佐。
1979年から5年半、カリフォルニア州エネルギー委員会のコミッショナーに任命され、内3年は委員長を勤めた。(スタッフ数500人以上、年間予算5000万ドル)
1985年 宇宙探検家協会(ASE)を創設。
1987年から1988年まで合衆国南極対策委員会の委員長、ワシントン州国立科学基金の議長を勤めた。
1988年 ASEより「The Home Planet/地球・母なる星」が、10ヶ国で同時発売となり、発売と同時にベストセラーになった。
1969年 NASA特別功労賞 テレビ芸術アカデミー賞 科学特別賞
1970年 宇宙連盟賞
1973年 NASA特別賞
#ラッセル・シュワイカート氏は
小惑星の衝突から地球を守るためのグループ、
B612基金(英語サイト)の設立者の1人です。
【エンヤ(シンガーソングライター・アイルランド)】
【鶴岡真弓(ケルト美術研究家・日本)】

神話と妖精とケルト遺跡の島、アイルランド。
そのアイルランドから聞こえてくるエンヤの歌声は、
我々の魂の奥底に眠っていた遠い記憶を呼び覚ましてくれます。

古代ケルト民族の血を色濃くひくエンヤ。
その神秘的な歌声には、自然の全ての現象に神が宿ると信じた
古代ケルト民族の宇宙観が宿っています。

エンヤ、そしてケルト美術研究家の鶴岡真弓が
エンヤの生まれ故郷アイルランド北端の小さな村グイドーを出発点に、
アイルランドの自然とケルト遺跡を訪れる幻想の旅。

profile●ENYA
1963年 アイルランド生まれ。
18歳の時、兄姉のバンド「クラナド」に参加。
1982年に脱退し、作曲家として活躍。
1986年にファーストアルバム「ザ・ケルツ」を発表。(日本未発表)
1989年、「ウォーターマーク」が世界的な大ヒットとなる。
1991年に「シェパードムーン」を発表。
#1992年発表の本作、また第二番・第三番にも楽曲を提供。
数々のアルバムを発表し、日本でも大ヒットを続けています。
2008年のNHK紅白歌合戦にも出演し、話題となりました。
profile●MAYUMI TSURUOKA
1952年、茨城県に生まれる。
早稲田大学美術史科卒
早稲田大学院文学研究科修士課程修了
ダブリン大学トリニティカレッジ留学(アイルランド)
第一回倫雅美術奨励賞(1989年)受賞
現在 早稲田大学講師
専攻は 西洋美術史、ケルト学
著書に「ケルト装飾的思考」筑摩書房
共著に「バロックの愉しみ」筑摩書房、「ケルト 民族の伝承と想像力」中央大学出版局
訳書に「インド−ヨーロッパ諸制度語彙集1 2」「古ヨーロッパの神々」「ケルト人」
#現在、多摩美術大学 芸術人類学研究所の所長を務めておられます。
前回に引き続き、今回は5名の出演者のうち2名をご紹介させていただきました。なお前回ご紹介したのはこちらの3名です。
【ラインホルト・メスナー(登山家・イタリア)】
【ダフニー・シェルドリック(動物保護活動家・ケニア)】
【野澤重雄(植物学者・日本)】
詳しくはこちらからご覧ください!
■映画出演者のご紹介(1)
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■午前の部は託児も受付中
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ラベル:地球交響曲第一番