つくサスでは、活動の第二弾を
2014年4月5日(土)
「1日で作る!簡易バイオトイレ実習」
「1日で作る!簡易バイオトイレ実習」
に決定しました!
◆バイオトイレとは?
便所の方式の一つ。英語ではComposting toiletというのが一般的である。日本では「バイオ・トイレ」のほかに「コンポスト・トイレ」「コンポスティング・トイレ」とも呼ばれる。便槽の中にオガクズなどを詰め込んであり、排泄された糞尿を、オガクズなどとともに攪拌して好気性微生物を活発化させ、分解・堆肥化させる。(Wikipediaより引用)
バイオトイレの認知は広がっていますが
個人でやるにはちょっと大掛かりな工事を要したり、
最新のテクノロジーを提供するメーカー品が高額だったり、
山頂などでは維持費が意外にかかったりと・・・
どうにも実現ハードルが下がってくれません。
“ 気軽に作れるバイオトイレがあるといい ”
“ 災害のときにも使えるノウハウが欲しい ”
“ 災害のときにも使えるノウハウが欲しい ”
そんな思いから「1日で作る」という、一見無謀にも見えるテーマを掲げるに至りました。
普段の日本の暮らしでは、
トイレについてじっくり考える機会がありません。
水洗トイレにとどまらず、ウォシュレット、自動洗浄機能など
今や用を足した後始末は機械がやってくれる時代。
小学校入学後にトイレを流さない子どもが増えているとか。
大人ですら、自動洗浄機能つきトイレで暮らしていて
外出先や職場などでうっかり流さない人も見かけるようになりました。
食べること(インプット)には非常に熱心で敏感な現代日本。
排泄すること(アウトプット)に目をつぶってはいないでしょうか。
地球規模でトイレ事情を見てみれば
無秩序に生活の場で用便をすることによって
疫病が広がる国々が今も多く観られます。
その反面、歴史を遡れば、かつての日本では
農村の貴重な肥料として都市部から購入されてもいました。
その見事なエコシステムは、
シュリーマンやモースら欧米の知識人を驚嘆させたほど。
自然界に目を向ければ、動物の排泄は環境に何ら悪影響を及ぼしません。
人間の密集した住宅地や都市部、また窮屈な家畜の飼育現場、多頭飼いのブリーダー現場などでのみ、動物の排泄物が問題となっているように思います。
つくサスのこの企画を通して、
人間や動物の排泄物と、自然環境との関係について
じっくり考え、体も動かして、形にする機会にできればと思っています。
詳しい日時、場所、費用などは決まり次第つくサスHPにてアップして参ります。ご興味のある方は、ぜひ4月5日(土)のご予定を空けておいてください!
ラベル:バイオトイレ
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