東日本大震災以降も、各地での地震や台風による災害が続き、日本人の防災意識は高まってきたように見られます。しかし、便利な防災グッズを買い揃えても、避難訓練をしても、あらゆる面で社会的インフラに頼って暮らしている私たちは、いざ被災したときにはさまざまな困難に直面するでしょう。
つくサスが今回お招きするのは、昨年大好評だったあの方…。日本のほとんどのキノコや変形菌の図鑑の製作に関わり、世界的評価を受ける元自然写真家・伊沢正名氏です。近年では人間の糞だけが自然の循環から外れている現状に疑問を持ち、自らの糞を土に還す活動をする糞土師(ふんどし)として活躍されています。
新聞・テレビでは「うんこ」「野糞」はタブー扱い。しかし震災後は被災地でのトイレ問題が深刻なものとなり、持続可能なトイレのあり方に少しずつ社会が目を向けるようになったのか、NHKをはじめ各種メディアでも、さまざまな角度から伊沢さんの活動が取り上げられるようになりました。
この日本で「野糞歴42年、大地に還した ウンコが一万三千六百回を数える」という革命的な猛者。「野糞は地球を救う」と宣言し、人類へ警鐘をならす環境活動家が見出した「本物のエコロジー」とは?自然から奪うばかりの人間が、唯一できるお返しとは?
午前中は命の営みを追う美しいスライドを鑑賞しながらのユニークな講義。昼休みを挟んで午後は野外へ繰り出し、葉っぱや微生物の世界を体感します(野糞はしませんのでご安心ください)。
排泄物問題と、野糞はいかに融合するのか?クリーンに、快適に、しかもエコに!災害時にお尻を守る秘訣とは?ワークショップ「災害トイレ術」もお楽しみに。
◆日時 11月3日(木)10時〜16時半
◆場所 茨城県つくば市栗原(雑草屋自宅、あわたに歯科付近)
※詳細はお申し込みいただいてからご案内さしあげます。
◆プログラム
10:00〜12:00 講演「うんこはごちそう」伊沢正名氏
12:00〜13:00 昼休み
13:00〜15:00 フィールドワーク「葉っぱの世界・微生物の世界」
15:00〜16:30 ワークショップ「災害トイレ術」
◆参加費 全日程3,500円、講演のみ2,000円 ※お子様(小学生〜)半額
◆ゲスト 伊沢正名 氏 (元写真家・環境活動家・糞土師)
◆進行役 小松学 (雑草屋、つくし農園管理人)
10月31日(月)までに下記のとおりお申し込みください。
折り返し詳細のご連絡を差し上げます。
申込み先:小松学
komatsu★zassouya.com(★を半角@マークに変えて送信)
080-7009-0952
お申し込みフォーマット:
---------------------------------------------
件名:11/3講演会 参加希望
本文:
1.お名前
2.ご住所
3.お電話番号
4.参加コース (全日程・講演のみ)
5.参加理由
6.その他ご質問など(アレルギーなど)
---------------------------------------------
当日は、伊沢氏の以下の書籍を販売予定です。ご希望の方はサインもお願いできるようです。既にお持ちの方も、ぜひこの機会にご持参ください。